【密着】空調設備の施工管理とはどんなお仕事?ロスナイ?ベンティエール?…知らない世界がそこにはあった。

 


みなさんこんにちは、広報のリツカです!

突然ですが、工事現場ってちょっと気になりませんか?!
現場作業をする人じゃないと立ち入れない、秘密の空間・・・。

 

今回は、当社の施工管理のベテラン!セイジさんとケイタさんがそんな現場に招待してくださったので、リアルな施工現場の様子をお届け!
実際に施工管理がするお仕事や専門道具の紹介、そして空調工事について取材しました!

 

セイジさん
施工管理歴は28年!オーソリティー空調第1事業部部長。
趣味はゴルフとキャンプ!
「施工管理歴28年の大ベテラン、セイジさん」の記事はこちら>>

 

ケイタさん
セイジさんに憧れてオーソリティー空調に入社!
趣味はBBQと旅行!
「現場に入ったすべての人に愛される、ケイタさん」の記事はこちら>>

空調設備の施工現場へ!

さっそく現場に足を踏み入れると、みなさんが通りやすいように道具が寄せられてますね〜!
実は、現場ってあまり綺麗ではないのでは?と想像していたので、すごくキレイで驚きました!
施工管理は現場を管理するのがお仕事なので、こういった現場の整理整頓も徹底して管理されているんですね!

 

さて、職人さんがお仕事している現場に行くと・・・

さっそくフル装備のケイタさんが仕事内容を説明してくださいます!

 

リツカ
「職人さんは、何をされているんですか?」

 

 

ケイタさん
「塩ビ管(塩ビパイプ)をくっつけたり・・・」

 

 

「配管の保護テープを貼っています。急熱急冷に耐えられるテープで、隙間がないように貼るんですよ〜!」

 

リツカ
「なるほど〜!!ちなみに脚立に何か不思議なものが・・・」

 

ケイタさん
「これは、作業に必要な道具をサッと入れて取り出しやすい便利なツールバッグなんです。脚立を使っての作業に欠かせません!」

 

そんな職人さんの使用する道具や仕事ぶりに感動している私をよそに、ケイタさんは安全に配慮しながら、冷静に仕事を見守っています!

 

 

施工管理はこうやって職人さんの安全を管理するのもお仕事のひとつ!
背中で語っていますね。

 

しばらく施工管理のメンバーになりきってケイタさんと現場を見守っていると・・・

 

パンッッ!!!

 

急に叩き始めてびっくり・・・。

リツカ
「ケ、ケイタさん、なんで叩いてるんですか・・・?」

ケイタさん
「気合いですかね!長く使えますようにって願いを込めているんですよ〜!」

リツカ
「なるほど! たしかに気合が入るようないい音が鳴ってますね!」

ケイタさん
「っていうのは冗談で!本当はパイプをまっすぐにしているんだよね!気合の意味もあるかもしれないけど(笑)」

リツカ
「そ、そうだったんですか〜!!(笑)」

 

素人の私から見ると、先ほどとの違いが・・わ、わからない・・・(泣)
でもそんな微調整が大切なんですね!
保護テープの巻き方がとってもキレイです! スゴイですねー!

 

職人さんが使う専門道具

 

現場には職人さんが使用する専門的な道具があります。
この道具はなんだろう・・・?

 

職人さん
「それ気になります?ちょっと見ててくださいね!」

と声をかけてくださって、冷媒配管で使用する銅管をセット!

 

ジャーーーン!

 

おおおー!!銅管が刺さってますね!

 

力を入れていくと・・・・

 

 

だんだんと曲がって・・・

 

 

最後はここまで曲がっちゃいます! これは”銅管ベンダー”といって、銅管をキレイにまげる道具とのこと!

職人さんは楽々と片手でまげていますが、私も体験させていただくと・・・

 

 

クッ・・・。

ハァァァっっ!!

両手でも微動だにしません・・・!
格闘すること3分・・・

無理でしたーーーー!!!

汗もジワジワと出てきてます・・・(汗)

 

職人さんは、なんと片手で!
曲げることは朝飯前と言わんばかりの爽やかなお顔で、曲げていらっしゃいました・・・。
隠れ筋肉がモリモリなんですね、きっと・・・!

 

 

ちなみに、この銅管は道具を使わずに手で簡単に曲げられるそうですが、

 

道具を使わないと、こうして真ん中が潰れてしまうみたいです。

 

 

手で曲げたものと、銅管ベンダーで曲げたものでは一目瞭然!
道具を使うことでキレイで均一に曲がった銅管ができるんですね!

 

 

そんな銅管の説明を受けていると・・・

ケイタさん
「おっ!溶接が始まりますよ〜!少し危ないので離れたところで見てくださいね!」

どうやら溶接が始まるみたいです!

 

 

大きな機械が慎重に運ばれてきました!
これは、”溶接機”といって、むき出しになっている銅管の繋ぎ目を溶接する機械です。

 

 

銅管の近くにある塩ビパイプは熱に弱いのでタオルで保護します。

 

 

”リン銅ろう”という銅管を繋ぐための細い棒を片手に、つなぎ目を溶接していくそうです!

しっかり反対側も確認して・・・。

緑色の炎が・・・!
これは”炎色反応”といって、銅が燃えると緑色になるみたいですよ。
実は、緑色の炎色反応は見えにくいらしく、こうして見ることができるのは珍しいんだとか・・・!ラッキーですね!

溶接をする現場も初めて見たので、終始感動していました!

 

施工管理は職人さんとの連携が大事

職人さんとケイタさん、ここで何かに気がついたようです。

職人さん
「あれ!もしかして取り付ける空調メーカーは『ダイキン』かな?!どっかで勘違いしちゃったかも!」

ケイタさん
「そうだね、『ダイキン』だから配管はこっちだね!」

職人さん
「あちゃー、配管の配置を間違えてしまった〜!すぐに直します!あーあー。午前中で終わらせるって決めてたんだけどなぁ〜。」

職人さん
「どんまい!」

 

こうして間違えてしまっても、職人さんと施工管理で再度確認をして、すぐに立て直します。「厳しく怒られちゃうのかな・・・」と思っていましたが、「そういうこともあるよね〜!一度はみんなやるさ〜!」という雰囲気で笑い飛ばし、「さ、直そう〜!」と切り替えられるチームワークがいいですね〜!

 

 

ケイタさん
「そしたら繋がっているこっち側も修正が必要そうだなー!」
配管の配置などが間違っていないか確認するのも施工管理の仕事のひとつ。

 

 

職人さんB
「そのすぐ上の配管を・・・」

 

 

職人さんA
「こうですか?」

職人さんB
「ううん、そうじゃなくて下を押さえて・・・」

職人さんA
「代わりましょうか?(笑)」

セイジさん
「あっははは!(笑)」

ケイタさん
「あははは!(笑)」
「”代わりましょうか?”じゃなくて、代わってくださいでしょ〜!さすがだなぁ〜!(笑)」

 

職人さんと連携がとれるのも、こうしたステキな関係が築かれているからなんですね〜!

 

知ってますか?このエアコンと換気設備

セイジさん
「あ!おそらくリツカちゃんが見たことないタイプのエアコンがこの現場にはあるよね?」

ケイタさん
「そうですね!今回取り替えてしまうので、見られるのは今だけですよ!きっと見たら驚きますね!」

ということでセイジさんとケイタさんに連れられていくと・・・
今まで見たこともないエアコンが!!

 

リツカ
「これ、エアコン・・・なんですか・・・?初めて見ます!」

セイジさん
「これ、簡単にいうと室外機とエアコンがセットになった感じなんだよね!」

リツカ
「え!室外機って、エアコンとは別でベランダとかに置いてあるイメージなんですが・・・。これ1台で2役できるってすごくいいじゃないですか〜!」

セイジさん
「って思うでしょ?(笑) 実はね・・・」

 

セイジさん
「開けた窓に固定するものだから、エアコンを取り付けた下の窓部分はあいたままになっちゃうんだよね!(笑)」

リツカ
「虫さんが入りたい放題じゃないですか〜!」

ケイタさん
「そうなんですよね。これ、僕の家にも現役でありますよ!頑張ってくれてます(笑)」

リツカ
「窓が開いていてもエアコンって効くんですか・・・? 」

ケイタさん
「前まではこれでも良かったかもしれないけど・・・最近は異常気象もあるから、部屋の広さによっては全然涼しくならないかな〜。」

リツカ
「そうなんですね。それで今回の工事で取り替えるんですね!」

セイジさん
「これじゃ夏場はきっと大変だからね〜!」

 

ピカーーーーン!!

上を見上げるとピッカピカのエアコンが取り付けられていました!
これで今までよりもさらに快適な空間になりますね〜!

 

セイジさん
「続いて、最近話題の換気システムを紹介しますよ〜!」

リツカ
「おお〜!気になります!!」

 

ケイタさん
「これはまだ古いモデルなんですが、今後ここにも新しいエアコンが入ります!」

リツカ
「おおー!この形も初めて見ます!」

セイジさん
「今回はこれで説明しますね!これは、”全熱交換形換気機器”といって、通称”ロスナイ”とよく言われます。他にも”ベンティエール””高機能換気”と呼ばれることもありますね!」

リツカ
「ロスナイ?!ベンティエール・・・?!」

 

 

ケイタさん
「ロスナイは、部屋の空気を出しつつ、外から新鮮な空気を入れるんです。さらに排気する空気は外気に近い温度で、取り込む空気は部屋の温度に近い状態で取り入れてくれます!」

セイジさん
「そうそう!簡単にいうと、外気と室内の空気の温度を調整&交換してくれて、かつ排気もしてくれる!しかも花粉やホコリなどをできるだけカットした新鮮な空気を取り込んでくれるんです。つまり、ロスがないんです!」

ケイタさん
「だから最近では飲食店でとても人気なんですよね〜!」

セイジさん
「部屋全体を一定の温度にしてくれるのもいいところだよね!」

リツカ
「花粉やホコリが入らないように・・・って空気清浄機のような役割も担ってくれるんですね!今のを聞いただけでも、これがあれば充分という感じがしますね!」

 

 

セイジさん
「うんうん、そうだよね〜。いいものなんだけど、メンテナンスをすることが大事なんだよね・・・!」

リツカ
「メンテナンスは1年に1回くらいですか?」

セイジさん
「そうだね、1年に1回くらいがいいかな〜!便利がゆえに”入れたら終わり”、という人が多くてメンテナンスをしている人は少ないかな〜・・・。」

ケイタさん
「メンテナンスのやり方さえ知ってもらえれば、みなさんできるんですけど業務用になると大変ですもんね・・・!」

セイジさん
「そうなんですよね〜。つけたら終わりではなく、取り付けた後も快適な空間で過ごせるようにメンテナンスをしっかりしていただければなと思います!」

 

 

リツカ
「すみません・・・。ずっと上を向いてると首が痛くなりませんか・・・?」

セイジさん
ケイタさん
「あはははははは(笑)」

セイジさん
「素直な感想でいいね!(笑)」

ケイタさん
「この仕事はほとんど上を向いてますよね?」

セイジさん
「いいことです!」

 

ケイタさん
「この職業は常に上を向く!下は見ない!」

 

リツカ
セイジさん
「おおおおーーーーーーーー!! カッコイイ〜!!良いこと言いますねぇ〜!!!」

 

ケイタさん
「いい職業でしょ?」

 

最後に・・・

いかがだったでしょうか?
施工管理のお仕事は、現場を管理することがお仕事なので、職人さんが安全に作業できるようにすることはもちろん、設備に不備がないか、進捗はどうかをしっかりと確認します。
また、まわりとコミュニケーションをとって、パートナーのみなさんが気持ちよく仕事ができるように雰囲気づくりも行います。

私が想像していた現場のイメージはまさに3Kの通り”きつい・危険・汚い”でしたが、その想像を遥かに超えるくらい明るい雰囲気でお仕事をされていました!
現場では時に笑いが起きていて、職人さんとの良好な関係が築けているオーソリティー空調だからこそなのかもしれませんね!

 

セイジさん、ケイタさん、そしてパートナーさん。初めて現場に同行させていただいた私にも道具の説明をしてくださったり、気さくに話しかけてくださり、ありがとうございました!

 

 

この記事を読んで、施工管理のことを知りたい!興味が湧いた!という方は下の画像からエントリーをお待ちしています。ご希望であれば選考からではなく、まずは当社を知ってもらうためにカジュアル面談を設ける事も可能ですので、お気軽にお問い合わせください。

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